こんにちは、ほりっぴーです😊
今回は、注目のNVIDIA($NVDA)の2025年1Q決算についてまとめます! AI需要が追い風となり、またまた好決算となりました。株価も発表後に大きく上昇!
株式市場に安心感を与えてくれました^^
ただ、成長鈍化の兆しと、中国リスクの影響もあり、今後の焦点は“新規顧客の開拓”となりそう。
💰 売上・利益ともに市場予想を超えるが今後の成長は鈍化か
✅ 決算ハイライト
- 売上高:44.1Bドル(前年比+69.2%)※平均予想43.0Bドルを上回る🚀
- 営業利益率:49.1%(前四半期:61.1%から大幅低下)
- 理由:対中輸出規制により、中国向けGPU「H20」の売上が失注(46億ドル中、25億ドルが出荷できず)
- 在庫の一部は原価段階で減損処理
✅ 見通し(次四半期=2Q)
- 売上高予想:45.0Bドル ±2%
- 売上総利益率:71.8%
- 営業利益予想(中間値):26.6Bドル(前年比+42.7%)
生成AIの学習・推論ともに需要は非常に強く、特に「推論処理」の拡大が目立っています。
🔍 顧客動向と地域別の特徴
- クラウド事業者の伸びは一服感あり(先行投資が一巡)
- エンタープライズや国レベルの導入が増加傾向
- 中国市場への出荷は前年同期比で急減(米中規制の影響)
✅ 成長戦略:新規顧客の開拓
CEOジェンスン・フアン氏は「AIファクトリーの時代が来た」と表現。
- Blackwell(B200)シリーズの本格展開が今夏からスタート
- 多くの顧客が既に注文済みで、今後数四半期にかけて売上貢献が見込まれています
- UAE・サウジアラビア向けの大型契約が進行中
- UAEには2027年までに年間50万個のGPUを輸出する計画
- Oracleと400億ドル規模の契約
- Oracleの新型データセンターが2025年中盤に稼働予定
来期以降はこれらの新規大型顧客の稼働が本格化することで成長を再加速する可能性があります。
特に中東の大型投資は規模がすごいです!
❗ リスクポイント
既存顧客(特に大手クラウド)向けの伸びが鈍化
- 今回のカンファレンスでAmazonの名前が一度も出てこなかった
- AWSはブロードコムのAIチップ(低コストな自社製)に切り替えている可能性
- Microsoft、Googleは引き続きNVIDIAの主要顧客(Azure+33%、Google Cloud+28%)
中国向けGPUは事実上出荷停止中
- H20に対する米国の規制の影響
- 新たな中国向け製品を検討しているが、承認は未定
📊 株価と今後の戦略(ほりっぴーの視点)
- 株価は大きく上昇し、翌日+3.2%で終了。一時5%上昇する局面も。
- これまでのような爆発的な成長率は徐々に鈍化すると予想
- とはいえ、引き続きAI業界の発展をNvidiaが牽引していくと思われる
👨🌾 ほりっぴーはホールド継続予定ですが、今後は一部を利確して他の有望銘柄にも分散投資を検討中です。
AIというテーマはまだまだこれからも広がっていくと思うので、引き続き注目していきます!
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