こんにちは、ほりっぴーです。
離婚を言い渡されてから、実際に届けを出すまでには、驚くほど多くの「決めごと」があります。
感情が揺れ動く中で、離婚後の生活に不安を感じる中で、これらを一つひとつ整理し、文書にまとめるのは本当にエネルギーのいる作業です。
今回は、私が実際に協議し、合意に至った内容をベースに、離婚時に決めた項目をまとめました。
☟前回記事はこちら
1. 子供に関する決めごと(親権・養育)
子供たちの日常と未来を守るための、最も重要なセクションです。
親権と監護権の帰属
2026年4月から導入された「共同親権」を選択しました。
子供たちと一緒に暮らすのは私(父親)ですが、親権はお互いに持ち続けます。
離れて暮らしていても、元妻は「法的な親」であり続け、進路などの重要な決断に共に関与できる形です。
共同親権についてはメリットデメリットがあると思います。
ただ、子供にとってはどちらも親であり続けるというのが大きな心の支えにもなるかと思います。
養育費の月額と支払い終期
基本の養育費は、子供1人あたり月額2万円(合計4万円)としました。
期間は子供が社会人になるまで(高卒で働き始めた場合はその時点まで)支払うことで合意しています。
妻は個人事業主になったばかりで収入は多くありません。
1人月2万円というのはほぼ最低金額かと思いますが、ここで揉めるのも嫌だったのでこの金額で落ち着きました。
習い事月謝の「上乗せ」ルール
わが家では、上記の基本額に加えて、「月々発生する習い事などの月謝」を別途折半して上乗せするという形をとりました。
例えば、塾やスイミングなどの月謝合計が2万円であれば、その半額(1万円)を基本の養育費にプラスして支払います。
これにより、子供の学びの機会を削ることなく、柔軟に支えていくことができます。
もちろん習い事を始めたり辞めたりする場合は、事前に協議することになります。
子供のことはもちろんですが、お互いの生活費もあるので、勝手に決められないようにしました。
養育費の支払い方法と振込口座
支払期日は「毎月末日まで」とし、指定の銀行口座へ振り込む形をとっています。
ネット銀行であれば毎月の定額自動振込サービスがあるので、そこに設定しておけば楽かと思います。
「特別費用」の定義と負担割合
月々の養育費とは別に、入学金、塾代、高額な医療費、成人式の費用などを「特別費用」として定義しました。
これらは原則「折半」です。
- 教育関連: 入学金、授業料、修学旅行費、塾の初期費用、受験料、イベント参加費など
- 医療関連: 入院・手術費、歯科矯正、眼鏡・コンタクト作成費など
- 行事・その他: 成人式の振袖、運転免許の取得費用、学習用PCなど
また、「1回の支払いが5万円を超えるもの」を対象とするなど、ボーダーラインを明確にしました。
5万円というボーダーは金額的にはかなり高めです。一般的には1万~2万程度の模様。
ただ、このあたりは頻繁にあると揉めそうなので、5万円としました。
この項目で大きいのはおそらく「大学費用」になるかと思います。
理系私立などの場合は、毎年数百万になると思うので、早めにしっかり協議する必要があります。
一般的には「親と同等の教育を受けるべき」というものがあるようです。
我が家のケースでは私も元妻も4年生の私立大学卒業なので、子供も同水準ということ。
金銭的に厳しい場合は協議になると思いますが、基本的には私立大学に行けるくらい計画的に貯蓄していこうということですね。
あとは「歯科矯正」も大きな金額になりそうです。
娘がいるので、もし受けたいとなると高額になりがちなので、事前にしっかり協議しましょう。
面会交流のルール
回数の制限は設けず、「子供の意思を優先し、事前相談があれば学業に影響のない範囲でいつでも会える」という柔軟な形にしました。
一般的には月1回程度、日帰りで会うというのが多いそうです。
うちの場合は喧嘩別れではなく、比較的円満に離婚しました。
子供たちにとってもママと会いたいときに会える、というのは安心感があると思います。
また、夏休みの長期休暇などは元妻のところで宿泊もOKとしています。
元妻の実家にも帰りたいだろうし、特に縛りは設けていません。
今まさに春休み中ですが、さっそく息子はママと2人で旅行に行っていました。
できるだけ子供たちには離婚を意識させないようにしていきたいと思います。
面会にかかる費用は「会いたい側」が負担が基本
住んでいる場所によりますが、他府県など遠い所に住んでいる場合は交通費がバカになりません。
基本的には子供に会いに行く側、うちの場合では妻側が負担することになります。
ただ、そこまで収入があるわけではないので、面会にかかる費用を補助してくれないかと相談を受けました。
私も金銭的に余裕はないのですが、子供たちが母親と会えなくなるのもかわいそうなので、年間10万円を面会費用として補助することにしました。
毎回の実費の一部、とかでもいいのですが、正直大変そうに思いました💦
その金額で揉めるのも嫌なので、会う会わないに関わらず、年間10万円は渡すことにしました。
この取り決めはレアケースではないかと思います。
実際どんな感じになるのかわからないので、とりあえず初年度はこのルールでいきます。
子供との連絡方法
まだ小学生の子供たちは自分のスマホは持っていません。
なので、Lineでやり取りすることはできません。
一応、タブレットは渡しているので、WiFiが使える環境であればネットに繋がります。
そこで、google chatでやり取りしてもらうことにしました。
無料で使えます。文字だけでなくビデオ通話もできます。
監護権の変更に関する予備的合意
将来、子供が「お母さんと暮らしたい」と希望した場合には、再協議することを明文化しました。
その際の養育費についても、子供と住んでいる側に支払うルールを事前に決めています。
あくまでも子供の意思を尊重するようにしています。
2. お金・資産に関する決めごと(清算)
これまでの共同生活を数字で清算する、最もパワーのいるセクションです…。
財産分与の対象資産と評価額
お互いの持つ資産を洗い出しました。
うちの場合はお金に関する管理はすべて私が行っており、資産をエクセルにまとめて共有していたので割とスムーズに進められました。
具体的には銀行預金、株式など金融資産、車、自宅です。
株式など金融資産
お互いの口座で株式投資を行っていましたが、幸い証券口座はお互い1つでやっていたので、把握は楽でした。
ただ、米国株と日本株があったので、為替の考慮が面倒でした💦
そこで、毎日変動してしまうので、いったん全部売却しました。
NISAで運用していた株は売りたくなかったですが、揉めるほうが嫌なので、いったん売りました。
全部売って現金化し、為替の動かない土日に金額を確定。スクショも撮ってお互いに金額に合意しました。
あとは妻の銀行口座に確定した金額を振り込みました。
※1日の振り込み限度額は1000万円だったので何日かに分割して振込みしました。
自動車の評価と譲渡
所有している車は去年140万円ほどで購入した中古車です。
査定には出さず、とりあえず100万円の評価額として計算し、財産分与の総額に組み込みました。
自宅の評価
我が家は注文住宅で建てた1戸建てです。
35年のフルローンだったので、まだまだ残債があります。
妻は出ていき、私と子供たちは今の家に住み続けることになっています。
どうやって、財産分与に組み込むのか悩みました…。
結果、2社に簡易査定を申し込んで中間の金額を評価額とする、としました
具体例を示します。※金額は適当です
①大手不動産屋(三井のリハウスや福屋不動産など)
査定額:4000万円
②地元の不動産屋(私の場合、土地を購入した不動産屋にお願いしました)
査定額:3400万円
ローン残債を4200万円とすると、
(4000 + 3400) ÷ 2 = 3700万円
3700 – 4200 = -500万円
上記ケースでは自宅評価額はマイナス500万円です。この金額を資産に合算しました。
解決金の有無と支払い
慰謝料事由がないため「解決金」という名目ではなく、あくまで純粋な財産分与として金額を確定させ、一括で支払う形をとりました。
相手が不倫した場合などはややこしいことになりそうですね・・・
3. 今後の生活・リスクに関する決めごと(ルール)
新しい生活をスムーズに送り、将来の不安を減らすための約束事です。
インフレや失職に伴う「事情変更」への対応
病気や事故などで働けなくなった場合、養育費の減額や免除あるいは増額について「誠実に協議する」という条項を入れました。
正直、将来どうなるのか全然わからないですが、ここはお互いを信用することにしました。
通知義務の範囲
住所や電話番号の変更はもちろん、「再婚した場合」も速やかに相手に通知することを約束しました。
サブスクリプションや共有アカウントの整理
意外と忘れがちな項目です。クレジットカードの明細などを見て洗い出しました。
Office365、Netflix、ChatGPT、オンラインサロン、などなどいろいろありました。
基本的には使う側のクレジットカードに変更するだけですが、けっこう面倒でした💦
早めにリストアップして、対応することをオススメします。
合意内容の「定期的な見直し」に関する条項
これが一番のポイントです。「毎年3月に、内容を再協議する場を持つ」ことにしました。
必要に応じて確定申告書などの提示も行い、透明性を持って子供たちを支えていく仕組みです。
正直、離婚後の生活がどうなるのか想像つかないんですよね・・
いろんなトラブルや悩みが出てくるでしょう。
1度決めたルールを変えられないというのは良くないと思い、見直しルールを追加しました。
その際にいろいろ近況なども話せたらいいかなと思います。
まとめ
書き出してみると、本当に膨大な量ですね。
でも、これらを一つひとつ丁寧に、誠実に決めていく過程そのものが、お互いの新しい人生を尊重するための第一歩になるのだと感じています。
離婚を突き付けられてすぐにこれらを決めるのは正直無理だと思います。精神的にきつい。
私の場合は離婚しようとなってから1カ月ほど妻は滞在していたので、少しずつゆっくり決められました。
もちろん離婚の理由によっては、そんな話し合いなんて無理!という状況もあるかもしれません。
とはいえどんな理由があろうと、子供たちのことはしっかり考えてあげてほしいと思います。
親権があろうと無かろうと、子供にとっての親は変わらないですからね。
これから協議を始める方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。





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